倒立ブリッジとは【倒立】と【ブリッジ】を組み合わせた技です。

ひとつひとつは簡単にできたとしても、2つの技をつなぐ「倒立からブリッジに変化する動き」にこの技のむずかしさがあります。

倒立ブリッジを成功させる要素は柔軟性だけとは言い切れません。

・安定した倒立
・目線の位置
・顔の向き

この3つのポイントを段階的に練習することが大切となります。

よくありがちなのは、身の安全を守ろうと無理やり足を地面に届かせようとする動きです。





この失敗写真から理解してほしいことは地面から目線を外してしまうと体の自由が利かなくなり【ブリッジの姿勢が取りにくくなる】ということです。

このやり方では練習中に背中や腰を地面に打ちつけることとなり怖さが増してしまう原因になります。

そこで、今回ご紹介するコツは
【ブリッジの姿勢が取りやすくなる】ことを目的とすることで倒立ブリッジの怖さを克服すること
をゴールに設定しています。

それでは倒立ブリッジの正しいやり方をご説明します。

①手のあいだを見たまま倒立を止める
②顔を上げて地面を確認する
③顔を上げたまま体をそる
④足が地面にとどくまで顔を上げておく
⑤手のあいだを見たままブリッジを安定させる

ポイントは②顔を上げて地面を確認する、です。

この動きをすることで倒立からゆっくりと前に倒れることができます。

その理由は、足が倒れる方向と頭を上げる方向がぶつかり合うため、まるでブレーキをかけるように動きを制御できるからです。

いかがでしたでしょうか。

倒立ブリッジは、見たまま聞いたままではなかなか成功しづらいほど難しい技です。

正しいやり方を知って、成功するためのコツを掴むことが何より成功への近道です。

ぜひ今回ご紹介したコツをお試しください！！